【タレは本にあったレシピ通り】スタミナ豚肉もやし
プロローグ
大学入学と同時に一人暮らしを始めたのだが、その時のアパートは小さなキッチン(と呼べるほどのものではなかったが)とユニットバスと、そして4畳半ほどの居室だった。おそらく全面積を足しても6畳に少し足が出る程度だったろう。
布団とギターと・・・3枚しかないシャツと2本しかないジーパンで、“世界”は完成していた。
世界とは感覚的認識でいくらでも拡大するし、縮小するものなんだろう。
「そう言えば、あのキッチンにはガスコンロが1つしかなかったな」とノスタルジックな思い出に浸ったのも、今日の料理はガスコンロが2口必要だという非常にプラグマティズム的な、ちっぽけな動機からであった。
材料
豚肉生姜焼き用 | 360g |
にんじん | 1本 |
にら | 2束 |
もやし | 2袋 |
豚肉下味、衣
ショウガ | 1かけ |
しょうゆ | 大さじ2 |
料理酒 | 大さじ2 |
片栗粉 | 衣に必要な量 |
タレ
しょうゆ | 大さじ4 |
酢 | 大さじ4 |
砂糖 | 大さじ2 |
ごま油 | 大さじ2 |
すりおろしショウガ | 2かけ |
すりおろしにんにく | 2片 |
作り方
- 豚肉の下準備
- 豚肉生姜焼き用を3等分する
- ビニール袋に入れ、そこに下味調味料をいれて、揉む
- 放置する
- 野菜の準備
- ニンジンを長さ5cmでもやしの細さをイメージして切る
- ニラも長さ5cmに切る
- 揚げと焼きのコラボ
- 揚げ油を火にかけて170度まで加熱する
- 加熱される間に、豚肉に片栗粉の衣をつける
- フライパンにごま油をいれて加熱する
- 揚げ油に豚肉を入れる
- 5分程度が揚げる目安:あまり油の温度を上げないように注意する
- フライパンにニンジンをいれて、さっと火を通す
- “もやしの細さ”なので、すぐに火が通るはず
- フライパンの火を弱火にしてタレを入れ、中火にして一煮立ちさせる
- 豚肉が“あと1分”になったら、フライパンにニラともやしを投入し、さっとタレとからめる
- 豚肉が揚がったら、キッチンペーパーの上に一旦取り出して油をきって、すぐにフライパンに投入する
- フライパンは弱火(火を消しても良い)で肉と野菜とタレをからめて完成
考察、反省
- ちょっとニラに火が入り過ぎてしまった
- 肉が多くて、1回では揚げられなかった
- 冷蔵庫で保存するためには、肉とタレをからめるのは、食べる直前の方がいいかもしれない
妻、家族の反応
- 妻:野菜を中心に「食べちゃうよー」と言いながら食べた
- 娘(中学生):部活から帰宅するなりの晩ご飯で、いきなり白米の上に載せて丼にして食べた
- 娘(小学生):ちょっと味がきつかったようだ